耕す女

人が生きていくには、

食べなきゃいけない。


子どもの頃、近所には田んぼが沢山あって

レンゲ畑でレンゲつんだり、お正月は凧揚げしたり。
田んぼも遊び場の一つだった。

それがいつのまにか、埋め立てられ、どんどん住宅地に変わっていった。
昔はそれが都会に近づいているようでなんだか嬉しかった。

けれど、あまりにもそのスピードが増していくと、
子どもながらに「もうこれ以上、田んぼ潰さなくていいんじゃないの」と思ってた。

レンゲつみでお世話になった場所がいよいよ姿を消した時なんかは

嬉しさなんか1ミリも感じなくなってた。


田んぼでは、お米が作られることは知っていたから、
このままどんどん潰されてしまったら
一体お米はどこで作っていくんだろう。って。

過去に、時々、ぼんやり思ったこともあった。

でも、時々、“ぼんやり”思うだけ。

そこを追求して考えることもなく。

田植えをしたこともなければ、畑を耕したこともない。

祖母の畑で子どもの頃、野菜の収穫を手伝った事はあるが、

あくまで収穫であり、田畑を耕したり、種を撒いたり、苗を植えたり、

育てていく大変な過程は見たこともなくて。

イイトコどりの収穫だけ。

本当の大変さはわからないにしても
毛虫や、虫や、蚊がうじゃうじゃいて、うげっってなってる私をよそに、
虫に動じずサクサク動くばあちゃんを見て、「すごいなぁ。」と。
「野菜作るって、大変な作業なんだろうな。」


今の私は、車で通る道すがら田んぼを見つけるとうれしくなる。

そこの空間だけ、空と大地がゆったりとひらけていて、そこに夕陽なんか沈んでたりしたら、とっても得した気分になる。

こんな時期だからこそ

普段あまりしない読書の時間も作ろう。

途中まで読んでいた本を再び。

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「耕す女(ひと)」

元気をもらえたり、涙が出たり
いろんな感情を味わえます。


スーパーに行けば当たり前に並んでいる肉、魚、野菜。

農家さんをはじめ、漁師さんや食の生産者さんたちには
もっともっと感謝が必要だなと思う今日この頃。

今年は、わが家の庭で
ミニトマト2種類、赤トウガラシ、ゴーヤー

家庭菜園に挑戦します。(1苗ずつ。笑)

楽しみだなぁ。

とりあえず、土地ならし。
苦土石灰を撒いて、耕しました。

2週間も待てそうにない。笑





アトリエ・nest は、小さなアトリエです。

毎回1組ずつの予約制にて承っております。

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Bridal Coordinator

さとう 千惠香

築120年の古民家の風景

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山ぼうしの樹

Nest Weddingの提案する
古き良き日本の結婚式「オリジナル祝言・家族婚」

第2回「築120年の古民家の風景」


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山ぼうしの樹

四季の自然を近くに感じることのできる
昔ながらの建物では
目を閉じると
それぞれの懐かしい記憶

明治時代に建てられた、築120年の農家をリノベーションした
古民家「山ぼうしの樹」

約400坪の敷地内に点在する、7棟の建物と四季を感じる庭

元は「農家」のご自宅という事で
敷地内には四季を感じる庭、牛舎、離れ小屋、
米蔵、オープンキッチンなどがあります。
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畳や縁側のある昔ながらの日本の「家」で行う「祝言」

おふたりとゲストの皆さんにとって

心温まるやすらぎと団欒を感じられる時間になることとおもいます。
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古き良き日本の結婚式を。

山ぼうしの樹、ミズタホーム、熊本、結婚式、ウェディング、Nest Wedding

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午前、午後の二部制で行う事も可能です。
-例-
第1部は、オリジナル祝言・家族婚
第2部は、友人たちを招いた披露宴パーティ

1部から2部へ、切り替えの合間には
縁側で庭を眺めながら、ほっとひと息。
畳のお部屋でゆっくりくつろげるのも
日本の「家」ならでは。


「家」の詳細→ミズタホーム
山ぼうしの樹 https://www.yamabousinoki.com/
熊本県上益城郡甲佐町大字糸田136


玄関から広がる土間

土間の右手には広々とした畳の空間

天井を横切るがっしりとした梁

繊細な欄間の模様を見て

祖母の家を懐かしく感じました

 


Nest Wedding
Bridal Coordinator
さとう 千惠香