ひなまつり

 

3月3日は雛祭り

アトリエには、和紙で作られたお雛様を飾っています。

ひなまつり、雛人形、3月3日、桃の節句

福島県三春の張子のお雛様
10年前位に、熊本民藝館で購入しました


現在は、女児の健やかな成長を祝うお祝いとされていますが
元々は、人々が厄落としをする節目の日とされていたそうです。

 


遡ること平安時代

紙や藁でつくった人形(ひとがた)で身体を撫でて穢れをうつし

身代わりとして川や海に流す風習が生まれました。

人形に、これから訪れるであろう災厄を引き受けてもらい、消し去ろうと願ったのです。

今でも島根県などで受け継がれている「流し雛」のルーツと考えられています。

やがて、女の子の人形遊びと、人形が結びつき

雛人形を飾るようになったのは、室町時代頃から。

江戸時代には、公式な季節の節目と定められ、現代へと続いてきました。

 


 

また、ひな祭りは、桃の花の開花時期でもあり、桃の花も飾られるようになります。

桃は、古くから邪気を払い、災いをはらいのけるパワーがあるとされた仙木。

ひな祭りが別名「桃の節句」となったいわれでもあります。


その他、ひな祭りを彩るものとして

▷雛あられ

2月の節分を過ぎると、

スーパーには雛あられが並び始めます。

ピンク、グリーン、黄色、白

色鮮やかでかわいらしい雛あられは、四季を表し
1年間の健康と幸せを祈ります。

わが家は、ひな祭り前に、たいらげちゃいます。笑

 


▷ハマグリ

元々の組み合わせでしかぴったりと合わないハマグリに、

良縁と夫婦円満の願いを託します。


▷菱餅

緑は新芽、白は残雪、桃色は桃の花。

色の付いた餅を重ねることで、春の里山を表すとともに

健康、清浄、魔除けの願いも込めています。

 

参考文献「日本の365日を愛おしむ」



今年の3月3日は、
災いを払い、幸いを招く1日にしたいと思います。

 

コロナウイルスよ早く消えて無くなれーーー!!


Nest Wedding
Bridal Coordinator

さとう 千惠香

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