結婚式の色で思い浮かぶ色は何色ですか?
大多数の人が、きっと白を思い浮かべていることと思います。
ではなぜ、私たちは結婚式=白を思い浮かべるのでしょうか。
「結婚式=花嫁の姿」だから。きっとそう。笑
花嫁といえば、純白のウエディングドレス姿や白無垢姿。=白ですものね。
■純白のウエディングドレスが広まったきっかけは、19世紀のイギリス ヴィクトリア女王の結婚式と言われています。
それまでは結婚式の花嫁はカラードレスを着ていました。なぜならば、結婚式後もリフォームして普段着として着つづけていたからです。
ですが、ヴィクトリア女王が白のウエディングドレスを着た事で、カラードレスから白のウエディングドレスが世の中に広まっていくのです。
ちなみに、3段重ねのウエディングケーキもヴィクトリア女王がはじまりとされています。ヴィクトリア女王の影響力すごいですよね!
■一方、日本の神前式で定番の白無垢姿。
和装の婚礼衣装の中で最も格式が高い白無垢。
武家社会で「死ぬ覚悟で嫁ぐ」という意味から、一般には死装束として着用された白の衣装が花嫁衣装になったとも言われています。
また「嫁ぐ先の家風に染まる」との意味も表しています。
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白色=漂白されたような真っ白、オフホワイト、アイボリー、など
白にも色々あります。
同じ白でも、雰囲気やイメージが全く変わるので、大いに迷いたいところです。
結婚式に白を取り入れるとしたら、あなたはどんな白色を選びますか?
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今月22日、23日に開催の「新しい結婚式のカタチ Tien Tien’s Concept Wedding 」のテーマカラーは白です。
どんな白色がどこに使われているのか。という目線で会場を楽しむのもおススメですよ。
Photo : Dress wallflower by jun okamoto
白
多くの文化において純粋・無垢・神聖の象徴であるが、かつてヨーロッパでもそうであったように、中国、日本、インドの伝統では、死や喪と結びつく。仏教では、光と純潔の象徴であるハスの花や、知識あるいは「啓蒙」と関連づけられる。アメリカ先住民は白を精神の色とし、イスラム教のスーフィズム派は知恵の色とする。
純潔無垢
西洋では純潔無垢の象徴として花嫁は白い服を着る。
洗礼や最初の聖体拝領のときも同様である。それに関連して白いユリの花は純潔と聖母マリアの象徴である。
出典:サイン・シンボル大図鑑
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Nest Wedding
Bridal Coordinator
さとう 千惠香
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